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「日政連30年の記録」発刊について

(本記念誌発行日:平成23年5月10日)

日本行政書士政治連盟は、今年6月で30周年を迎えることができました。これも偏に多くの方々のご指導ご支援の賜でありますこと、ここに衷心より感謝申し上げるものであります。

30年前私どもの先達は、行政書士の業務である行政手続の円滑な実施に寄与し、あわせて、国民の利便に積極的に資するため、行政書士制度の一層の充実発展を期すために、政治活動の必要性を痛感し、並々ならぬ熱意とご労苦により政治連盟を設立いたしました。
こうした先達のご努力ご指導により、行政書士法を国民が使い勝手の良いように、9度の法改正をおこないました。その結果、国民と時代の要請に少しずつ近づきつつありますことは、誠に喜ばしいことであります。
こうした30年の歩みを、この度組織広報委員会を担当する日當正男副会長が中心となり、「日本行政書士政治連盟 30年の記録」にまとめて発刊してくれました。149ページの中に140余枚の写真が、思い出のアルバム欄に載っており、懐かしい先生方・国会議員の先生方のお顔や、歴史的記念の写真などなど、30年の歩みが実に巧みに編集されております。

発刊にあたり多くの関係者の皆様方から、お祝辞、お言葉を寄せて戴きまして、厚く御礼申し上げます。
行政書士制度推進議員連盟(公明党は懇話会)は現在4党にあります。民主党から赤松広隆会長(愛知5区)、国民新党から亀井静香会長(廣島6区)が、自由民主党から野田毅会長(比例九州)が、公明党から石田祝稔会長(比例四国)の皆様からお祝辞を戴き誠にありがとうございました。
自治大臣・国家公安委員会委員長・内閣官房長官等を歴任された当連盟最高顧問 野中廣務先生から、初代・第2代総務大臣・郵政大臣等を歴任された当連盟顧問 片山虎之助参議院議員からもお祝辞を戴き感謝であります。
歴代会長からも30年史発刊に寄せてお言葉を頂戴しました。初代会長の佐藤義哉先生(東京都支部)は亡くなられ、第2代会長 後藤佐先生(静岡県支部)、第3代会長 眞達格先生(神奈川県支部)、第4代会長 住吉和夫先生(栃木県支部)、第5代会長 盛武隆先生(滋賀県支部)、第6代会長 宮内一三先生(東京都支部)の先生方から、思い出を含めた熱いメッセージを戴きました。

この30年史は、30年前の政治連盟設立の経緯に詳しく説明されております。当時の先生方が心血を注いで努力された経緯が良く理解できます。その年ごとの様子や、法改正へ向けての努力の跡が実に克明に記されており、是非一読をお勧めいたします。
行政書士法改正のあゆみや、各会派議員連盟名簿、歴代会長・幹事長・役員・事務局職員の紹介などもあり、30周年という政治連盟の節目に「30年の記録」を発刊してくれたことを感謝いたします。
なお、今回は予算の都合で限られた範囲でしかお配りできませんことお詫びいたします。もし、実費で頒布してもらいたいという声が湧き上がりましたら、低廉な実費でお分けできるよう検討いたします。
日本行政書士政治連盟は、30年のあゆみに確かな手応えを覚えつつもこれに満足することなく、50周年へ向けて新たなる一歩を、今力強く踏み出しました。