- 機関誌 日政連
NISSEIREN
日本行政書士政治連盟
最高顧問・元内閣官房長官
野中 廣務
「日本行政書士政治連盟」には、この度、創立30周年をお迎えになられ、「30周年史」をご発刊されますことを心よりお祝い申し上げます。
また、私自身、最高顧問という身に余る大役を仰せつかって参りましたが、現職当時からを含めて、貴連盟の発展にお役に立つことが出来ていなかったことに忸怩たる思いがあります。
貴連盟の今日に至りますまでの尊い歴史と、畑光会長ならびに、歴代の役員各位、会員の皆様方のご熱心なご活動と、「街の法律家」として、暮らしに密接に関係する各種届出、法律相談業務等を通じて、国民生活の向上に多大なご尽力ご貢献を賜って参りましたことに深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。
さて、わが国を取り巻く政治・社会・経済諸情勢は誠に厳しく、とりわけ、景気の先行きの不透明感は増すばかりで、皆様方の業界にも大きな影を落としており、何かとご心労の多いことと存じます。お蔭様で私は、25歳で園部町議会議員に当選させていただいて以来、52年にわたる政治家生活を全うさせていただき、引退後も健康にて活動させていただいております。これも偏に皆様方の温かいご厚情と力強いご支援の賜物であると、この場をお借りいたしまして心から厚く御礼申し上げます。
今後とも、ふるさと京都の限りない発展と、行政書士会をはじめ、関係業界の発展・振興に微力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、皆様方のより一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、皆様方には、連盟創立30周年の大きな節目を契機とされまして、より一層団結を強められ、今後のご活動を大いにご推進賜り、「日本行政書士政治連盟」が、益々ご発展されますことを祈念いたしますとともに、会員各位の更なるご活躍、ご健勝ご多幸をお祈りいたしまして、私のお祝いの言葉といたします。